3/8高速が空いていて、早めに大阪空港に着いた。
見た目は映えるが食べにくいサンドイッチを食べて羽田行きに搭乗。
1月の撮影は私的には結構過密だったが、2月に入ると途端にエネルギーが胡散霧散した。
花粉の季節と冬季鬱のせいか、なにもする気にはなれない。
撮影予定も入れず、写真集の編集も進まなかった。
25日と27日に久しぶりにハルちゃん、小鞠ちゃんの撮影をするが色々と戸惑い、
多くは撮れなかった。
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3月9日は神保町で悠歌ちゃんと「トークショー」があり、そろそろ気分を上げていかなくてはならない。
メインは悠歌ちゃんの個展だが、ハルちゃんは初のトークショーでかなりノリノリだ。
チケットはBOOTHにて発売中。
悠歌写真展 特別対談トークイベント チケット - sklphith - BOOTH
7日8日と神保町画廊にて当日券が余れば発売があるかも。
是非、当日お越しになれたらお尋ねください。
場所は画廊のすぐ近くです。
悠歌写真展「少女の向こう側」
3月8日(金)〜17日(日) 会期中無休 13時〜19時
於:神保町画廊 MAP
今回は一点物の箱額など多数展示発売予定です。
乞うご期待を。
PS
トークショーは悠歌ちゃん主催で、私はお相手として呼ばれているのですが、
2月下旬から身内が重篤な状態で入院しておりまして、連日病院に呼び出されております。
3月9日の本番当日は葬儀などと日が重ならない限りは出席予定です。
万が一、欠席となった際はご容赦ください。
悠歌ちゃんのワンマンライブをお楽しみください。
では、悠歌個展とトークショー、よろしくお願いいたします!
1/26
小鞠ちゃん、今年初撮り。
去年から始めたリボンシリーズ、一年くらい続けようかと考えていたが、既に飽きてきた。
これ以上イメージが広がらなければ、また違うテーマを考えてみる。
今年は新年から撮影を頑張ってみたが、今は主に写真集の編集に注力している。
本来去年の6月頃までに「心臓の女神シリーズ」をまとめ上げているはずだった・・・
しかし纏めてみてどこか力不足を感じて、作品がもっと溜まるのを待った。
捨て去る作品が2/3となったが、すこしは力強い写真集となりそうだ。
本のタイトルは「心臓を奏でる姫君」にしようか、何にしようかと迷い中。
前半は小鞠ちゃん、悠歌ちゃんを中心に配置して、少しだけ森之宮さん。
ラストを1/4ページを七菜乃さんの新作を配置、随分と本として厚みと締まりが出た。
七菜乃さんは原因不明の胃痛で、本調子でなかったが中々の気迫だ。
早く完全復活してもらいたいものだ。
彼女との撮影を心待ちしている。
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1/21
悠歌ちゃん撮影。
1時からスタンバイするも、前回と同じく撮影案が出てこなくて3時頃まで無為に過ごす。
ようやく撮り始めたら、前日に突然潰れたエコキュート(オール電化の給湯器)の設置工事の見積もりの人が来る。
お風呂も大事なので、急いで機種など決めて工事日なども大まかに決める。
時間は既に4時半、ハルちゃんは椅子に丸まり熟睡していた。
薄暗がりの中撮影を30分続けて終了。
少ししか撮影出来なかったが、何かしら撮影案が閃いた 。
・・・・・・・・・・・・
ケーキタイムとなり、彼女の3/8からの個展や3/9に開催するトークショーの話となり、
練習をかねて急遽インスタライブをすることになる。
・・・・・・・・・・・・・・
インスタライブの時、彼女
終始ニタニタしている。
トークショーがそんなに楽しいのかと思っていたら、緊張するとニヤつくそうだ。
面白い癖だ。
・・・・・・・・・・・・・
彼女の個展とトークショーについて、下記にまとめておく。
悠歌写真展「少女の向こう側」
3月8日(金)〜17日(日) 会期中無休 13時〜19時
於:神保町画廊 MAP
個展に伴い彼女の念願のトークショーを神保町画廊近くで催す。
お相手は私、村田兼一。
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チケットはBOOTHにて発売中。
悠歌写真展 特別対談トークイベント チケット - sklphith - BOOTH
皆様、よろしくお願い申し上げます。
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1/9
初めてのモデルさん、泉水さんが夕方4時頃我が家へ到着。
自然光で撮影をしているので、冬場ならば撮影終了の時間だが、強引に撮影に突入。
前髪がないのでウイッグを被ってもらい、衣装合わせが出来ていないので、裸にリボンを巻いての撮影。
4時半までレフを使ってなんとかなったが、暗くなってきたのでライトをレフに当てて撮影。
それも5時に限界を迎えた。1時間近く撮れるとは収穫だった。
1/10
曇り時々雨という天気予報で、諦めていたが随分と明るい薄曇りだ。
昨日決めた衣装で撮ることにするが、突然、ワンレンだった髪を自ら切ると言い出す。
前髪を作ってくれるそうだ。
有り難い申し出だが、撮影時間を前倒しにしたのが無駄になる。
「今日はウイッグで」と言ってもガンと譲らない。
一度言い出したら止まれない性質らしい。
七菜乃さんに頂いた美容師用のハサミで切ってもらった。
結果、不自然なウィッグより何倍も美しくプライスレス(自分で切ったし)。
1/11
泉水さんは兎に角よくしゃべる。
撮影の合間も、食べている間も、ずーっとしゃべっている。
最終日、泉水さんは所用で早く帰らなくてはならないので、
いつもより早く撮影を始める予定だった。
正午にケーキを食べて直ぐに撮影を始めるつもりが、
私のおしゃべりと相乗効果で随分と話し込み、1時半まで話していた。
屋根裏の撮影ポジションも変えたりして、結局1時間のみの撮影となる。
容姿端麗で、性格も真っ直ぐで面白い。
最近、新人さんが少ないので助かる。
乞うご期待!
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新年あけましておめでとうございます。
年末年始と雑用が多く、制作雑記やTwitterまで滞ってしまいました。
恒例の「この1年を振り返って」も書けず仕舞い。
忘備録も兼ねて年末からの出来事を書いていきます。
2023年
12/27
奈良ホテルに泊まっている珠さんと悠歌ちゃんを迎えに行って、
JWマリオットでアフタヌーンティでお茶をする。
奈良の特産品を使った凝った味の軽食がなかなか旨い。
近所に並ぶ蔦屋も品揃えが奈良っぽいものが多くて面白い。
12/28
急を要する検査で予期せず病院へ。
小鞠ちゃん撮影が潰れたが、検査は何もなく無事。
12/30
私と妹は双子。誕生日は勿論同じ日。
姪が見せてくれるインスタの誕生日ケーキやご馳走に
毎年「いいな」を連発するも誘いはなかった。
しかし、甥の奥さんの計らいで、今年は妹の誕生会へ。
共に66歳を祝ってもらった。
...............................................
帰宅して11時から従兄妹の子供たちに夜中の3時半迄祝ってもらう。
12/31
梅田阪神の地下食料品売り場へ。
2024年
1/1〜5
とれ実家。妹家族。従兄妹の子供たちと宴三回。
1/2〜4
撮影合宿
悠歌ちゃんアシストしてもらう。
1/6
悠歌ちゃんセルフ撮影を手伝い、私の作品の衣装合わせ。
彼女の三月の個展についての相談など。
.........................................................
ここで台湾にある台北のジュンク堂でトークショーの時、
お世話になった五島さんのパートナー・ジョイスさんの個展の紹介を。
場所は神保町画廊です。
“A Better Self” Poppy purrs factory展
2024年1月12日(金)〜21日(日)
会期中無休 13時〜19時 於:神保町画廊 MAP🔗
“A Better Self” は、日本に4年間住んでいた間の私の仕事の回顧録です。
私はかわいい女の子を描くのが好きで、女の子は私の自画像でもあり、私の内面の欲望を表現したものでもあり、私の創作活動の成長の記録でもあります。本展では新作の他、日本未公開のスケッチ、コレクション、写真作品も展示予定です。皆さんもこの作品を気に入っていただければ幸いです。
(ポピー・プアーズ・ファクトリー/主宰:ジョイス・ホァン) 〔Instagram〕@letseewhatwegot
A Better Self是我在日本住了4年的作品回顧。
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今週の日曜日で個展が終了、残すところ後5日間。
毎年のことだが、12月は走り去るように過ぎていく。
上の画像は今回の個展には間に合わず、在廊から帰ってから処理したものだ。
....................
12月17日は、個展直前に撮り足すはずだった悠歌ちゃんの方のシリーズのラストを撮影した。
この植木や小道具と造花を組み合わせるシリーズ、色々と案が出て来た。
当分はこのシリーズを続けようかと考えている。
.......................
村田兼一写真展「海馬の彼方」
12月8日(金)ー24日(日) 月火休 13時ー19時
神保町画廊にて。詳細🔗
冬の撮影は夏場より30分早めて始めているが、やはりそんなに数は撮れない。
この日は快晴だったが、4時を過ぎて撮影したものはことごとくクマかハルちゃんがブレていた。
iso感度を上げるべきだった。。。
最近、6月と12月の個展が定番化してきた。
以前は11月だったので、寒く感じていたが、今日はとても日差しが強い陽気だった。
12時過ぎに空港について、寿司を頬張った。
行きも帰りも飛行機は満席で、どちらも少し遅れが出た。
神保町に着いたのは既に5時前、画廊に顔を出したのは、予想通り5時を過ぎていた。
台湾のジュンク堂でトークショーをした時にお世話になった五島さんと奥様のジョイスさんが、
いらしていた。
ジョイスさんは一人で「Poppy purrs factory」とスタジオ名で絵描きとして活動中。
来年、1月12日よりここ神保町画廊で個展を開催する。
詳細はまた終わりの方で。
彼らが帰ったあと、隅の椅子に目をやると、よく見ると常連の旧名お紺さんだ。
金髪のせいで気付かなかった・・・
新たに聞いた名前は実名なので、ここで書いてよいものかどうか・・・
等と考えていたら、久々に評論家の飯沢(耕太郎)さんがいらした。
東京キララ社から来年、アフリカ紀行の本を出版予定で、その打ち合わせの帰りとか。
初日、2時間の在廊だが、どどっと色々な方が訪れた。
覚えているのはネオさんの半ズボンとネコ温泉さんのソニーの広角レンズ。
小泉さんの春画の話かな。
トーキングヘッズ叢書編集長の鈴木さんと七菜乃さんと。
神保町画廊の高橋さん、佐伯さん、THの鈴木編集長と七菜乃さん、そしてとれこと6人で中華へ。
腹を満たして 新宿2丁目は「Bar星男」へ。
星男の宗さんと並んで写真を撮る。
12月9日
ひなちゃんと。
益々ボーイッシュになられていた。
いずみさんと。
彼女は七菜乃さんのモデルもしているとか。
悠歌ちゃんと友達のmunennちゃん、そして撮ってくれているもう一人の友達。
七菜乃さんのモデルさんであさみんさんともご挨拶。
ぴかさんは相変わらず観劇の間を縫って来てくれました。
お花を頂いたミリュウ時代からのお客様の名を失念してしまい申し訳ないです。
この日は、一気に人が押し寄せ消えてを繰り返し、お会いしたのに声もかけれなかったりと、
色々と失礼いたしました。
名前を失念したり、ここに書き忘れたりとご容赦ください。
夜は佐伯さんの希望の赤坂の韓国料理店へ。
丸鶏と長ネギがよく合う。
12月10日
昼、いつもならばオードリ―のカレーだが、意見が割れて、初めて行く源さん。
安くて旨い丼だった。ご飯が酢飯なのもうれしい。
日曜日は4時半頃に羽田へ向かう予定だったが、夕方から急に人が増え出して少し遅れる。
HITOさんが帰りがけに来てくれたのを覚えている。
色々とお会いしているのに、記憶出来なくて申し訳ないです。
名残り惜しいが、一先ず大阪へ。
会期は24日のクリスマスイブまで。
ここで、私の個展の後、1/12〜21日に開催されるジョイスさんの告知。
本人も絵も見た目は可愛いのだけれど、内容はドキッとする程に力強くエロい。
“A Better Self” Poppy purrs factory展
2024年1月12日(金)〜21日(日)
会期中無休 13時〜19時 於:神保町画廊 MAP🔗
HP POPPY PURRS FACTORY - ホーム (weebly.com)
私の個展は
村田兼一写真展「海馬の彼方」
12月8日(金)ー24日(日) 月火休 13時ー19時
神保町画廊にて。詳細🔗
よろしくお願いいたします。
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神社の銀杏が黄色くなった。
この頃、晩秋から初冬の季節感を外出する度に感じる。
個展も間際だが今年の撮影はコロナも明けて、ずいぶん増えた。
そのせいかプリント枚数も100枚近い。
あと少しでプリント終了というところでダウン。
ここひと月の個展用プリントの追い込みで、
肩コリ腰痛やら不眠症で2.3日作業は中断。
写真の色味を気に入ったモノにするのに神経をすり減らし、
覚醒した脳がチルアウトしてくれないようだった。
12月頭にプリントを画廊に送らなくてはならない。
壁展示は早々に全て必要だが、ファイル展示品はオープニングまでに間に合えば良い。
と、考えると少しは気楽になりペースを落とした。
まあ逆に、個展前日まで作業が続く羽目になるのだろうけど・・・・
9月28日
当初の予定では、この辺りはプリントもほぼ終わり余裕のはずだった。
そう思い撮影を入れていた。
プリントは夜に頑張ることにして、とりあえず約束の撮影を頑張る。
ちょうど撮り足したいイメージもあった。
村田兼一写真展「海馬の彼方」
12月8日(金)ー24日(日) 月火休 13時ー19時
神保町画廊にて。詳細🔗
よろしくお願いいたします。
]]>11月9日
小鞠ちゃん撮影日。
快晴なのだが撮影案無しの上、先ずは衣装から決めなくてはならない。
1時間程衣装を迷い黒のロリ服となる。ツインテールにするが、結ぶ高さで悩み、時既に3時半を過ぎる。
とれこに屋根裏に天蓋を久しぶりに張ってもらい、場を作っていく。
撮影案は先日のリボンを使うことにする。
こんな良い天気の日に1時間程しか撮影出来ないのは残念だ。
しかし、これからの季節は薄曇りとか弱い陽の光が続く。
冬場の撮影時間は大抵2時間程で、薄暗くて撮影にならない日も多い。
11月12日
悠歌ちゃんの撮影。
先日の水色のストライプのロリ服の続きだが、あいにくの小雨。
やる気が失せて到着早々お茶にする。
3時頃屋根裏に撮影に行くと、柔らかな鈍色の光が天窓から長椅子の上を照らしている。
少し顔にレフを当てるだけで完璧だ。
慌てて撮り始め1時間程で薄暗くなり終了となる。
その後は、ハルちゃんのレタッチ講座を受けて、ケーキを食べる。
その後、先日からのロッテのRummyと明治メルティ―キスのラムレーズンの食べ比べ。
今回はオレンジピールが加わった。
....
10月29日
今回の撮影のテスト撮影をする。
11月2日
衣装を悩むが水色ストライプのロリータ服にする。
いつもの如く眠くて、暫くお茶を飲み話をする。
午後2時から4時40分まで撮影。
今日のケーキ画像。
このひと月で私の体重は4キロ増えた。
日々のケーキと菓子類が原因か・・・・
....
11月6日
今日はハルちゃんの自撮り撮影のアシスタントをする。
アシストの合間に自撮りの横からスナップさせてもらう。
...
...
アトリエサードよりトーキングヘッズ叢書?96を頂く。
12/8から始まる個展の詳細など掲載して頂く。
特集はゴシックだ。
是非書店などで手にお取りください。
今回の撮影分も個展にて展示予定。
]]>
・・・
10/19から始まっているカフェ・アナムネの展示をとれこと見に行った。
21日土曜日と言うこともあり、会場は盛況でハルちゃんは大人気だった。
..
カフェは展示などをするだけあって病院をモチーフに奇妙な装飾に覆われている。
会期は11/5まで。アメ村の三角公園の近く。火曜水曜と休みなので気を付けて。
詳細は最後の方に。
では、暗転して数日後の撮影雑記に。
10/25
先日使用した足枷の続き。
この日はすごく晴れていたが、途中から雷の音が凄くて、終わりの頃には大雨となった。
撮影の約束をする時にすっかり忘れていたが、
この日は、家の前にある神社の祭りで人が溢れ返り、夜には親戚も沢山来る。
・・・
雨で暗くなった4時過ぎに撮影を切り上げ、ケーキを食べることにした。
そして6時前に早々に駅へ送る。
ラストに、ハルちゃんの個展の詳細を。
【個展の御知らせ】
写真展《少女の私を遺して》
2023年10月19日(木)-11月5日(日) 12-17時 ⚠︎ 休24.25.31.1日
場所: cafe Anamune
大阪市中央区西心斎橋1丁目8-16 中西ビル501
コラボメニュー フード&ドリンク 四種 ・観覧のみの方は入場料500円
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10月6日
小鞠ちゃん撮影。
前回9月後半に撮影をしたが、撮影案が出てこなくて全てボツとなった。
今回はよく使う小道具シリーズをテーマにして、古い鞄を持ち出した。
可愛いモデルも居るし、衣装も撮影場所も決まっているに何故撮れないのか?
不思議に思う方も多いと思う。
私自身不思議だ。
主にヌードを撮っているのだから、そこに裸体があれば表現は出来るはずなのだが・・・・
結局私は自分の概念や思考の方向が定まらないとシャッターが切れないでいる。
人物を撮影をしているのだが、単に綺麗に撮影出来ても使いようがない。
思考と嗜好が重ならないと難しい。
10年くらい前から方向性を「自分を救うためのイコン(聖画)を制作している」と表現している。
・・・
原始宗教で岩の割れ目を女性器の顕現としてお祀りしたのだから、裸婦を用いて自分の宗教画みたいなものを創造出来ないものだろうか。等と気楽に考えたのだが・・・・
宗教性を目指しているのならば神仏や霊魂など信じているのかと言えば、科学的にあり得ないと考えている。
さすれば私の作品の中の何処に自分を救う信仰みたいなものがあるのか考えてみた。
私の信仰心だ。
10年程前、私は欧州の中で、ずっと行ってみたいと思っていた処を巡った。
シシリー島の8000体のミイラの居るカプチン教会、
宮殿をまるごとホルマリン漬けの魚だらけにしたモナコの海洋博物館、
マドリッド美術館のボッシュの奇天烈な宗教画などを巡った。
子供の頃から「死」についてばかり考えていた変な子供だ。
大きくなっても趣味趣向は変わらないようだ。
...
カトリックの教義に何ら共感を持つわけではない。
しかし、死後生きていた時の様に生まれ変わりたいと言う人々の思いに、島のカタコンベには8000体がミイラとして、生前と同じ衣装で保存されている。
一部のミイラは農村の小屋のような建物の中で一家団欒、仕事をしたりくつろいだりポーズを取り演じている。
最後の審判の後、元の生活にそのまま移行出来る訳だ。
...
これだけの地下を作ることもミイラを作ることも至難の業だ。
数世紀時が経て、この偏執狂的な行為を人は奇異の目で見るだろう。
この地は8000人の人々が安らかに眠り、ほぼ人の来ない観光資源となっていた。
・・
私は壮大な妄想と執念で創り上げたものが好きだ。
世俗的な金銭欲でもなく人迷惑な領土欲に走ることもなく、妄執に勤勉に働く人が。
命を懸けて創り上げたものが後世で評価されなくとも、
私のような好事家には愛される。
・・
私の稚拙なヌード作品は、かのミイラのような崇高な信仰には足元にも及ばないが、
私自身、私の作品は自分と誰か2.3人の心の救済になることを祈っている。
そう思うと、なかなかシャッターが切れない訳だ・・・(笑)
類似記事
]]>9/29から来訪した七菜乃さんは、二日間京都に出向いた。
10/1は突然秋が舞い降りたように涼しく、1.2日と撮影をする。
撮影には薄暗くとも気持ちはよかった。
いつもわざわざ着てもらった衣服を全部脱いでもらうのだが、今回はラストまで着衣ヌードだった。
菜乃さんは胸のサイズが大きくなったり、小さくなったり、よく変わる。
特に最近、胃を患っている菜乃さん、少し胸が小さくなっている。
]]>
10/2撮影七菜乃さん
9月29日
2時半、約束の時間を少し遅れて京都・ライト商會三条店で開催される「陽だまりに集う」展に。
待ち合わせをしていた七菜乃さん、珠かな子さんらと会う。
受付には神保町画廊から高橋さん、佐伯さんが。
出展者の大槻香奈さんに初見の池田はるかさんを紹介いただく。
池田さんの絵はなんとも大らかで朗らかな気分になる。
忙しいタマさんは4時前に離脱。
三条河原町の交差点まで見送る。
そのままリプトンでとれこと七菜乃さんとでお茶にする。
会場に戻ると近未来さんと旦那さんが。
近未来さんの牡蠣の殻に包まれたみどりごの人形の作品は特に秀逸で、
飽きもせず何度も魅入っていた。
集合写真を撮影。
大槻さんの少女像も沢山拝見出来た。
中にやけにつぶらな目の群像の絵がある。
皆さん仏様のような穏やかな顔をしている。
これに関しては、会場でご本人に尋ねられたら面白い話が聞けるだろう。
6時に忙しい悠歌ちゃんがわざわざ来てくれる。
何だかんだと話し込むうちに閉廊の7時。
「陽だまりに集う」展1日目が終了した。
その後、京都に沢山ある「おばんざいや」と言う名の飲み屋へ。
「陽だまりに集う」京都展は10/1に既に終了した。
しかし、10月13日から東京展が始まる。
「陽だまりに集う・東京展」於:神保町画廊
2023年10月13日(金)〜22日(日) 13時〜19時 会期中無休
【参加作家】池田はるか/大槻香奈/近未来/七菜乃/村田兼一
TEACHA(紅茶、ハーブティー専門店)
見逃された方、関心が芽生えた方は是非ご来訪を。
私は10/1〜2に七菜乃さんの撮影。
10/3に悠歌ちゃんの撮影と続きますが、
撮影雑記はまたの機会に。
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