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個展前に入院とは・・・

半月近く入院してしまった。

 

10/23 オンライン飲み会 なななのナイトが終わった後、

一人飲んでいると、左背中に懐かしい痛みが・・・

 

40年来の付き合いのある尿管結石の痛みだった。

只、気になることは左の腎臓には14ミリくらいの大きな結石が在ること。

大きくて、そうそう出てこないだろうと言われていたので、別の結石が流れ落ちたのかなと思い、そう気にもしなかった。

 

しかし翌日夜、突然、歯の根が合わない程の震えが・・・腕や腰など間接も痛い。

熱は37度ほど、「なんだろう」と思いながらガクガク、1時間もすると熱は38度を軽く超えていた。

「熱など20年は出ていない、これはコロナか・・・」と思いつつ、同時に「結石が詰まって腎盂腎炎を起こしているかも」と考えた。

しかし、土曜の夜に出来ることもなく、寝ることにした。

 

翌日は日曜日、救急でコロナも疑われるこの場合、どこの病院へ行くべきか相談をしていたら、

いつの間にか救急車が来てしまっていて、大慌てで取り合えず入院できる格好でお世話になる。やはり熱で少しボケている・・・

 

(*入院中届いていたトーキングヘッズ叢書 84号)

 

いつも結石でお世話になっていた病院に搬送を頼むと停電で受け入れてくれないらしい。

ヒザの骨折の時にお世話になった病院へ。PCR検査、2時間で分かるものと1日かかるものを受ける。

CT画像で見事に腎臓のでかい結石が尿管を塞いで腎盂腎炎を起こしていた。

しかも、結石は2個もあった・・・

 

PCR検査も陰性と分かり、そのまま入院。

翌日、いつも診てもらっている病院へ転院。

検査を受けるが熱で朦朧としている。

翌日、緊急手術。

*今個展のDM

 

手術は半身麻酔で行うが、血液に菌が感染しているので、数値が悪くなってきたらそのまま全身麻酔となる。

いわゆる敗血症で血が固まらなくて出血が止まらなくなるかもと言う話だった。

 

まあ自分の力では何も出来ない。諦めて目の前のオペを成功してもらうしかない。

この1年と少しで3度目のオペとなる。こんなに手術の当たり年は経験ない。

心電図を付けられる。全身麻酔の時はこの時点で寒くて「早く麻酔でで眠らせてくれー」等と言っていたが、この病院はそこまで寒くない。

手術室は滅菌の為大体が極寒らしい。

 

これから年老いていき、こう言うことにも慣れておくのも良いのかもと、辺りを眺めながら麻酔の効くのを待つ。

横にいる麻酔医に「平然としていますね」と言われて、「この1年で3度目のオペですから」と答えた。

パニック障害の自分がパニックも起こさずに不思議だった。

まあこれは、私が悟ったわけでも達観した訳でもないことが後に分かるのだが・・・

 

腰辺りに麻酔を打たれると段々と腰から下半身に熱感と痺れが伝わり、どんどんと痺れが大きくなる。

脚が10個ほどの大きなキューブ型に変形して、固いジェルになった感じが、脚を持ってあれこれされている時に感じた。

そのうち、そのキューブは段々と固くなり、石のように何も感じなくなる。

確か42年前に盲腸の手術をした時も半身麻酔だったが、何も覚えていない。

やはり気楽にオペを受けていた。

 

トータル1時間もかからないオペだった。

そこからはひたすら腎臓を洗い流し、抗生剤の点滴は1週間続いた。

 

熱が下がると爽快と言いたいが、尿管にステントという尿を流す管が付いていて常に膀胱が刺激される。

睡眠時も1時間半に1度は目を覚まし排尿。昼間は30分おきにトイレに行く。

 

一度のオペで全て終わると思っていたが、今回は結石を尿管からずらしてステントを入れる。そして腎盂腎炎の治療。

結石の除去はこれから2個の結石に対し二度オペが繰り返される。

考えただけで気が遠くなる。

先ずはひと月後、12月だ。

 

(*トーキングヘッズ叢書84号 新刊「女神の棲家」紹介ページ。)

 

12月の個展の準備を始めた頃に突然入院したので、かなりスケジュールがタイトになってしまった。

昨日から帰宅しているが、大統領選も面白くてなかなかテレビから離れられない。

 

ここ一年、手術の為に2度も個展までのタイムスケジュールを見直して、慌てたり諦めたりしてきたが、

本当にもう少し身体も見ていなくてはならない。

 

オペ前、達観したような気分になっていたが、実はその数日後、明け方、鼻血が出た。

まあ結構な量だったが、かなりパニクった。

鼻に詰めたティッシュを外そうとするとまた鼻血が出てくる。

恐くてナースコールをしたが、看護婦さんも鼻にティッシュを詰める以外に分からないと当惑された。

まあ、そんな訳で8時間くらい鼻にティッシュ詰めたままでいると、

「いい加減に外したら」と言われ、恐るおそるティッシュを抜いた。

あのオペ前の泰然自若感はどこへ行ったのだろうか・・・

単に熱で脳みそが無敵状態になっていたのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

村田 兼一 | エッセイ | 19:41 | - | - | - | - |

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