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撮影合宿挫折と11月個展情報

久々の撮影合宿は2日目でヒザが壊れた。

壊れたは大げさだが、ヒザも体も2日でギブアップだった。

2日目、夕食を食べに行き、帰り立ち寄ったドラッグストアでヒザに激痛が走り、しばらく歩けなくなる。

翌日は全身筋肉痛、マリアちゃんも眠り病を発症、撮影は諦めることにした。

今回の撮影では脚だけではなく上半身の筋肉も鍛える必要を感じる。

半年間の療養生活で下半身のリハビリはしていたが、上半身は何の運動もしていなかった。

撮影時の家具の配置換えで体はバキバキとなる。

 

また個展に向けてプリント作業をしてSONYとの相性を考えた。

カメラというよりレンズとの相性かも知れない。

逆光、反逆光で撮るとSONYのGMレンズのフレアは半端ない。

下の撮影時はフレアが綺麗な形で出てくれたが、天気が良いとハレーションを起こす。

そしてカメラ側の問題としては、私の撮る薄暗い環境下では最大の武器、瞳AFがほぼ使えない。

なんてこったー! 

である。

せめてマニュアルフォーカス時の拡大率が大きければと思う。

そんなAFの使えない、薄暗い部屋で撮影していると、

グリム童話に出てくる魔法使いの部屋などを思い起こす。

下記はDM用の文章で今回の個展のタイトルのお話。

 

竃番の娘

 ここで語る竃番(かまどばん)とは単に飯を炊く人を指しているのではない。火を扱い物を煮込む竃は古来より神に近しい。古代ゾロアスター教では火と交信することで信託を得ていた。竃は薬草を煮込み毒も薬も作る、神父や魔女など異界と交わる人たちの必需品でもある。

 物語の中の竃番には魔女が目立つ。ヘンゼルとグレーテルでは子供を煮込んでいた。シンデレラも竃の灰をかぶり「灰かぶり」と呼ばれていた。貧しい灰かぶり姫は一国の姫君になる。そんな竃番の傍らに彼女達の娘が遊んでいる。仄暗い部屋の片隅で竃の揺らめく焔に想いを駆け巡らせる夢見がちな娘だ。

娘もいずれは母に倣い、焔は継がれていくのだろう。そう、受け継がれるのは竃ではなく焔なのだ。

仄暗い部屋で撮影しているとそんな妄想が頭に宿った。

 

私の子供の頃、我が家にはまだ竃はあった。もう既に使われてはいなかったが、お風呂は薪と石炭で焚いていた。

この風呂焚きの手伝いをよくさせられたが、不思議と嫌ではなかった。

小さな火種から小枝、小枝から徐々に太い薪へ移り最終的に石炭となる。

薄暗い窯の前で揺らめく焔を操るのはなんとも楽しい作業だった。

 

竃番の娘(かまどばんのむすめ)
村田兼一写真展
118()‐1124()
開廊時間:13‐19時 休廊日:月火

 

私の在廊予定は11/8〜10日を考えている。

よろしくお願いいたします。

 

村田 兼一 | 展覧会 | 23:21 | - | - | - | - |

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