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七菜乃さん撮影合宿、ふり向けば阿修羅。

前回、月乃ルナちゃん撮影前から出ている咳が20日間くらい続いている。

仕方ないのでまた医者に行く。

喘息にならないようにと吸入器を処方してもらう。

 

12日夕方から七菜乃さんお越しになる。

今回は「天使集」のシリーズから撮り始める。

本にまとめると考えると、もう少し多くの作品から削りたい。

秋頃発売予定。

初日はいつもながら朝まで飲んでしまう。

前回ルナちゃんに教えてもらったイエガーマイスターという35度の酒にハマリ、

明け方に酩酊状態になる悪習が・・・身につく。

撮影機会は3日間、最後の一日は天気が悪く撮影は取りやめたが、

それ以外は天気が良く、2時〜5時まで3時間の光の回った撮影となる。

大体冬場は天気が悪く、日没も早くて撮影時間が1時間くらいが多いので上出来だ。

そして魔女・吉川榴美さんから頂いた市松人形を今回使う。

なにより自然光で着物を撮るというのは初めてで、

照明とは違い、狙い通り新鮮なイメージとなる。

 

菜乃さんが帰京されても、

明け方酩酊の悪習が続き、疲れてしまう。

一晩断酒して、翌日とれこと寺参りに行く。

目的は興福寺の阿修羅像と定める。

 

奈良の寺院は10歳の頃より父と巡った。

そしてそこから50年経ち、

去年は仏像好きが高じて「少女観音」なる写真集まで出してしまった。

しかし父はメジャーなものが嫌いで、鄙びた渋い寺にしか行かない。

そのせいか興福寺という東大寺と並ぶ有名寺院に行くのは初めてである。

そして阿修羅像と対面するのも初めて。

 

東金堂の四天王や月光菩薩も素晴らしく、真ん中の薬師如来様も慈愛に満ちた面影だった。

国宝堂ではいよいよ阿修羅像との対面だが、また数多くの素晴らしい仏像が待ち受けていた。

帝釈天や金剛力士像は見目麗しく、12神将の木彫りのレリーフがまた出色だった。

 

国宝堂の中央には何か悪事でも見透かそうとしているかの様な眼光鋭い千手観音が巨大に聳えている。

そして、ふり向くと阿修羅、愁いを帯びたその面立ちにグッと来る。

面白いので3度ほど千手観音を拝みそして振り返れば阿修羅と繰り返す。

本当は困った人を見付ける為に千手観音の目は鋭く世間を見渡しているのだろうが、

阿修羅の視線との対比が面白い。

阿修羅などの八部衆という像の面影はどれも眉間に力が入り、困った眉で愁いを帯びている。

またこれで奈良に来る楽しみが増えた。

 

帰り際、仮講堂の屋根から虹が少しだけ見えた。

スマホだと上手く色が出なかったが、

赤から紫まで色は揃っていた。

 

 

 

 

 

 

村田 兼一 | 撮影・制作 | 00:05 | - | - | - | - |

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