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彼岸花の咲く頃。

前回、撮影後はまたひどく引きこもりとなり、

なんだか不機嫌な毎日を過ごしていた。

日毎にアニメを観る本数が増えていく。

 

そんな気楽で鬱々とした日々は親戚からの電話で終わりを告げた。

一番親しい従姉が危篤状態だという。

慌てて病院に駆けつけた時は心配停止状態で蘇生処置を受けていた。

 

もう駄目だと思っていたら明け方、奇跡的に意識が戻りまた眠りについた。

目は覚まさないが、気になり毎日病院へ通っている。

1週間経ち、ついに脳死状態だと判明したが、それでも本能的に心臓だけは止まって欲しくないと思う。

 

私は死の恐怖から心を病み、自分を取り戻す為に色々と作品を妄想した。

しかしここ数年、父母の死や高校まで一緒に暮らしていた姉のような従姉の生々しい命のやり取りを見るうちに、

死への恐怖は「恐怖で一歩も外に出ることの出来ない」頃の恐怖とは違うものだと気付いた。

 

その頃は恐怖は妄想であり、実態のよく分からない死というものに怯えていた。

今はあと10年、長くとも20年位には確実に訪れる実体だ。

既に確実に訪れることを確信しているので恐怖はあるが諦めもある。

 

あと10年どう過ごすか、そんなことを考えながら、

目を覚まさない従姉の見舞いにまた行くことにする。

 

 

下の画像は写真集「パンドラの鍵」より。

モデルは七菜乃さん。

この頃の作品は着色写真からデジタルに移行した頃で、

人形愛などのテーマが色濃く残っている。

 

今、Twitterで過去の写真集の紹介をしているのだが、制作雑記からもしていこうと思う。

Amazonで見る

兎に角、もう10月。

11月3日からの個展に向けてやることをやらなければ。

さて、天使のシリーズのタイトルをどうするか・・・

 

村田 兼一 | 日常日記 | 21:55 | - | - | - | - |

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