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少女観音への流れ。


週刊誌の取材でこの20年の自分の作品についてや
今後の展開についてなど長々としゃべった。
それを短くまとめて頂いた文が簡潔で
とても分かりやすいので掲載しておく。
少女観音シリーズへの流れの部分が語られている。

『村田氏が「死」の恐怖と向き合う中で、
性やエクスタシーに死との親和性を見出し、
自らの魂を救済するイコン(聖画)として作品を制作されていた。
作品はモノクロームの写真に、筆で彩色が施す手法で、
その着色写真のシリーズでは主に「エロスとタナトス」を扱い、
20年近く暗く隠微な作品を制作。

最愛の父が他界して「死」を身近に感じたことで恐怖が和らぎ、
作風にも変化が訪れる。
内向きだった着色写真のシリーズから一転。
“暗く閉塞した世の中だからこそ、自分の為だけにではなく、
明るくて人々の救いになるものを”と、
デジタル写真で『少女観音シリーズ』(2013)を撮り始める。
このシリーズでは強烈にエロスを押し出す作品から、
安らぎや救済を感じさせる作品にシフト。
女性や女性器が内包する母性を、観音像とリンクさせる意味合いもある。』


以上、頭の中ではウジウジ愚図愚図と十数年考えていることを
突き放してまとめると数行にまとまってしまう面白さ。

しかし自分自身、この観音シリーズに少し物足りなさを感じ始めています。
方向性をどのように変えるか変えないか、
はっきりとはしていないのですが、
もう一年は続けていくつもりで居ます。
カタチに捕らわれずに変化させたい気持ちもあり
裏・観音シリーズとかあれば面白いかも知れません。
観音シリーズとは別に、今まで通りの制作も続けています。

ところで京都で開催中の「村田家展」
12/17まであるのでよろしくお願いいたします。
観音シリーズ数点と今までの着色シリーズの展示があります。
基本的に月曜が定休日です。
喫茶スペースでの展示と写真集や作品の販売もあります。

京都三条寺町・ライト商会にて
http://blog.ken-murata.com/?eid=987145

ライト商会
http://wright-s.com/?mode=f5

村田 兼一 | 撮影・制作 | 01:52 | - | - | - | - |

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