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少女観音の簡単な趣旨説明。


「愛とか人の為とか」言い出すと創作も怪しくなってくる。
人の為に成るような作品作りをしたいと言う思考は崇高だと思う。
他人を勇気付けたり
誰かの生きる糧になるようなモノを創造したいけれど、
しかし、とりあえずは自分の救済が先決だ。
自分を助けも出来ない作品など
到底、他人様を助けることは出来ないと思っている。
と言うか、本末転倒だ。
「先ずは自己救済。己が満足しろ」と思う。
重要なことは、
「自己救済」にしろ「創作」にしろ、先ずは己を知らなければ出来ない事だ。

また作品創りにおいて、
大上段に構えると身動きが取れなくなる。
もっと気軽に、もっと自分の為に創作すれば、
後に誰かの為になるかも知れない。


今回の少女観音も、真面目に考えもせず
好きなものを掛け合わせて見た。
この少女観音が古の仏像のように
誰かを救済するとは思えないし、そのような思想的装置もない。

荘厳で厳かなる仏が
実は少女の似姿であればどうだろうかと考えるだけで
愉快なのだ。

20年近く創作してきた「自分勝手教」としてのイコン(聖画)は
どこか西洋風な気がしていた。
それを自分の好きな東洋であり、仏教に近づけたかった。

そもそも現代人、誰も仏教に興味を持ってない。
西洋哲学など及びもしない、とてつもなく素晴らしい思想なのに。
どこか皆さん、西洋の方が格好良くて優れていると思っている。
仏教を学べば「鬱にも陥らず」「いじめもなく」
「世界平和」が成就するかも知れないのに。
「嗚呼、もったいない!」と言う思いだ。

とは言っても、勝手教の勝手な仏女図なので
お釈迦様に叱られそうなイメージなのだが。
自分が楽しく生きて、楽しくあの世へ逝けるイメージの作品でありたいと思っている。

また13年かかって完成できない曼荼羅図を
是非この機会に完成させたいと目論んでいる。



村田 兼一 | 撮影・制作 | 21:23 | - | - | - | - |

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